2月26日 企業から学ぶ vol.11「能開センター栃木本部」
企業から学ぶ vol.11
“子どもたちに感動を与えられる”よう
常に新しいことを授業に取り入れています
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| 能開センター栃木本部 責任者 関口 重人さん |
全国33都道府県とシンガポールで教育事業を展開する「ワオ・コーポレーション」。「能開センター」は同社が運営する小・中学生対象の学習塾です。同校が宇都宮に開校して今年で28年。これまでに多くの子どもたちを育ててきた同校の責任者・関口重人先生に、先生という仕事や教育について伺いました。
「我々の仕事は一年一年が勝負。先生との出会いが、その子の人生を変えることもあるわけですから、できる限りのことをしてあげたいと思っています」と、関口重人先生。
長い人生の中では日常的な一年でも、受験生にとっては勝負の一年。「だから、不合格の子の涙は見たくないと、時には心を鬼にして厳しく対応することもあります」。
その子にとっての幸せを常に考えて
「もちろん、受験がすべてではありませんし、中学受験で失敗しても高校受験で合格する、その逆もありますし、受験ではずっと合格してきたのに、その先でつまずく子も見てきました。だから、長い目で見て何がその子にとって幸せなのか、それを私たちは常に考えています。
やっぱり、受験という壁や挫折を乗り越えて、その次の目標に進んでいける、たくましい子に育って欲しいですね」。
講師には継続的な努力が必要
「私たちが負っている責任は、生徒をプラスに変えることなんです。せっかくお預かりしているのに現状維持では、意味がないんです。それには感動や驚きを子どもに与えることが必要。そして、常に子どもに感動を与えるためには、やはり先生自身の努力が必要なんです」。
自校の講師陣を、「コンプレックスを糧にして、頑張っている人が多い。エリートはいません」と表す関口先生。挫折を乗り越えてきた人だからこそ、継続的な努力ができると言います。
「実際、何年も仕事を続けていくと、それほど準備をしなくても授業を教えられるようになるんですよ。でも、そういう授業では、子どもたちに感動を与えられません。どんなに教え慣れたテーマであったとしても、何か新しいことを組み入れることを考えなきゃいけない。子どもたちを変えるにはどうしたらいいかを常に考えて、努力していかないと。
そのために、年に一度海外に長期滞在する先生もいます。そうやってリフレッシュして、一年を振り返る時間が絶対に必要なんです」。
同校では講師の慢心を防ぐ意味も含め、関口先生のような責任者でも、教壇に立っています。「現場から離れると感覚がわからなくなってしまうこともありますから。
私もほかの先生同様、授業でどう感動を与えられるかを考えています」。
子どもの喜びが講師の喜び
高校生対象の「能開予備校」も含めて、長い子は9年もの付き合いになる同校。「一番うれしいのは、社会に出た子が訪ねて来てくれて、苦労話をしてくれる時ですね。社会で一生懸命やっている、活躍している姿を見せてくれると、励みになります。それでまた頑張ろうと思えるんです」。
![]() | 大通りと東京街道が交わるT字路にある、能開センターの受験専門館。新しい校舎で多くの小学生が学んでいます。TEL028(600)4191 |
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