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子供と大人の矯正歯科2


歯列矯正専門 つぶら矯正歯科クリニック 螺良 典秀院長のコラムです
歯学博士・日本矯正歯科学会認定医
http://www.888smile.net

子どもの「受け口」は何歳から治療が必要ですか?


VOL.11
Q.子どもの「受け口」は何歳から治療が必要ですか?

A.「受け口」とは「反対咬合」とも言われ、下の前歯が上の前歯よりも前にあり、下アゴの突出感を伴うことがあります。
 家系に受け口の人がいる場合は遺伝的影響が考えられ、長期的観察が必要になりますが、舌の動かし方や下アゴを前に出すなどの悪い癖が原因であれば、矯正治療による劇的な改善が望めます。
 学校検診で「受け口」を指摘され、かかりつけの歯科医院で相談したら「永久歯列まで待ちましょう」と言われたという話はよく聞きます。乳歯の受け口であれば永久歯に生え変わる時に自然に改善することもありますが、本当に待っていいのでしょうか? 受け口は上下のアゴの正しい成長発育を著しく阻害するため、5歳でも6歳でも確認された時点で早期に治療する必要があります。また、個人差もありますが、受け口の治療で重要な、上アゴの成長期である10歳までに改善しないと治療が難しくなります。
 子どもは一人では矯正歯科専門医院を訪れることはできません。歯並びを良くするも悪くするも間違いなく親の責任です。少しでも不安な点があれば、早期に矯正歯科専門医に相談しましょう。

■ 矯正治療例
主訴:受け口(反対咬合)
初診時年齢:7歳6カ月 女児
動的治療期間:1年3カ月
初診時 治療終了時

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最新の矯正装置「デーモンシステム」とは?


VOL.10
Q.最新の矯正装置「デーモンシステム」とは?

A.近ごろ矯正治療を考えている人の間で話題になっているのが、「デーモンシステム」です。これは現在世界各国で急激にシェアを伸ばしている最先端の矯正装置で、今までの装置と比較して、治療が早く終わる(最大50%短縮)、非常に弱い力で歯を動かすため生体に優しく痛みが少ない、という利点があります。また、通院間隔は通常1カ月に一度ですが、デーモンシステムは2カ月に一度で済みますので、多忙な現代人のライフスタイルに合った装置と言えます。「デーモンシステム」は歯の表側に付ける銀色の装置ですが、最近は「目立ってもいいから早く終わりたい」と言うのが患者さまの一番の声で、恥ずかしい、隠したいという時代は過去のものになりつつあります。それだけ矯正治療が日常に溶け込んでいる証拠です。
 もっと食べ物がよく噛めるのに、もっと美しくなれるのに、矯正治療は時間がかかるからとあきらめるのはもったいないことです。笑顔に自信が持てればきっと人生は大きく変わります。歯並びを早く快適に治すことができる最先端の「デーモンシステム」を、矯正専門医のもとで体験してみませんか!

■ 矯正治療例
主訴:叢生(デコボコ)
初 診 時 年 齢:28歳8カ月 女性
動的治療期間:1年8カ月
治療前 治療終了時

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ブライダル矯正って?


VOL.9
Q.ブライダル矯正って?

A.ブライダル矯正とは、“一生に一度のセレモニーに、最高の笑顔で臨みたい”という方に、結婚式当日に目標を定めて提供される矯正治療です。
 ご存知の通り、歯列矯正は歯並びの状態にもよりますが、2年ぐらいかかるのが普通です。結婚式まであまり期間がない場合、歯並びを治したいけれど矯正治療はあきらめるという話はよく聞きます。ブライダル矯正では美しい笑顔を早期に得るために、人の目に触れる前歯を優先的に整えます。表側からの目立つ矯正装置は、すべての治療が完了していなくても式直前に除去いたしますので、当日は何も着いていない状態で、気持ち良く式に臨んでいただけます。大切な行事が一段落したら再度装置を装着し、治療の継続をいたします。
 もちろん、舌側矯正(表から見えない歯の裏側からの矯正)であれば、装置を除去せずに、誰にも気付かれることなく治療を継続することができます。結婚式までに6カ月から10カ月の期間的猶予がある方は、ぜひとも矯正治療をお勧めします。ブライダル矯正については、お近くの矯正専門医にご相談ください。

■ ブライダル矯正例 (デーモンシステムによる治療)
初診時 2カ月後

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八重歯がかわいいって言われるけれど、このままで問題ないの?


VOL.8
Q.八重歯がかわいいって言われるけれど、このままで問題ないの?

A.日本では「八重歯がかわいい」と言う声を耳にしますが、実は立派な不正咬合(問題のある歯並び)で、世界的にはあまり好まれないのが現状です。不正咬合は見た目の悪さだけではなく、しっかり咬(か)めていないのが最大の問題です。今回はその代表例を挙げてみます。
1. 叢生(そうせい)→歯が連続的に並んでいない。八重歯やデコボコがある。
2. 上顎前突(出っ歯)→上の前歯が極端に前へ突出している。唇が閉じにくい。
3. 下顎前突(受け口)→下の前歯が上の前歯より前にある。下アゴの突出感がある。
4. 過蓋咬合(かがいこうごう)→咬み合わせたときに下の前歯が見えない。
5. 開咬(かいこう)→奥歯で咬むと上下の前歯が咬み合わない。上下の隙間から舌が見えている。
 歯科矯正治療はこれら不正咬合を改善し、世界に通用する美しくしっかり咬める歯並びを再構築します。

あなたはどの歯並び?
  1. 叢生
2. 上顎前突 3. 下顎前突
4. 過蓋咬合 5. 開咬

矯正治療による変化
治療前 治療後

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E-ラインってなんですか?


VOL.7
Q.E-ラインってなんですか?

A.人の歯並びや顎(あご)の位置は千差万別で、『美』の基準も人それぞれ違いますが、横顔(口元)の美しさの指標に、鼻と顎の先端を結んだ直線であるE-ライン(エステティックライン)というものがあります。上下の唇がE-ラインの付近にあるのが日本人にとって美しい横顔とされています。前歯の位置と横顔はとても密接な関係にあるために、歯並びによって口元のバランスが悪くなり、人に与える印象を悪くしている場合があります。矯正治療ではこのE-ラインをとても重要視しており、歯並びを改善することにより理想的な美しいE-ラインを手に入れることができるのです。横顔が人に与えるイメージは多大で、『顔の美しさ』を決定づけていると言っても過言ではありません。

あなたはどの横顔が理想ですか?
▲ 理想的なE-ライン ▲ 上の前歯が出ている人 ▲ 受け口の人

矯正治療による口元の変化
▲ 治療前 ▲ 治療後

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舌側(ぜっそく)矯正ってなんですか?


VOL.6
Q.舌側(ぜっそく)矯正ってなんですか?

A.舌側矯正とは「リンガル矯正」や「見えない矯正」とも呼ばれる矯正治療法の一つで、歯の裏側に矯正装置をつけるため表側からは全く見えません。職業柄装置が見えてしまうと困るという理由で踏み切れなかった人でも、人に気づかれることなく歯並びを治すことができます。世界的に見ると、装置を隠す傾向にあるアジア諸国で需要は特に高いようです。矯正治療は決して隠す必要のある恥ずかしいことではありませんが、装置の見た目によって健康への道を躊躇(ちゅうちょ)するのであれば、舌側矯正は良い選択であると言えます。舌側は表側と比べて「治療期間が長い」「仕上がりがあまい」「できない症例がある」などの問題が過去にありましたが、最近は表側と変わりなく治療ができるようになりました。また、小さな装置の登場で発音障害や違和感も少なくなり、快適に治療が受けられるようになっています。
舌側矯正はとても魅力的ではありますが、表でも裏でも、透明でも銀色でも、皆様のライフスタイルにあった装置を選んでいただければ良いと思います。

▲ 金属矯正装置

▲ 舌側矯正装置(表からは見えない)

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40代でも矯正治療は可能ですか?


VOL.5
Q.40代でも矯正治療は可能ですか?

A.結論から申しますと、加齢と共に修復歯や欠損歯が増えるため、治療が複雑になり、治療期間が長くなる可能性はありますが、歯を支える骨や組織が健康であれば矯正治療は何歳であっても可能です。近年、歯の欠損部に歯根に代わるチタン製のネジを植立し、人工的に歯を再生させるインプラント歯科治療の技術が進歩し、これまでは奥歯を喪失し矯正治療を諦めていた症例や、高年齢での矯正治療が可能になってきています(写真参照)。
 最近、若返りや老化予防を意味するアンチエイジングの一つとして、歯並びに興味を持ち始めている30代、40代の女性が増えているようです。実際に矯正治療で整えられたかみ合わせは、脳の活性化を促し、消化を助け内臓諸器官の負担を軽減させるため、肌のみならず全身の健康につながります。また、自信にあふれた笑顔は、健康で若々しいイメージを相手に与えるものです。「40代で今さら矯正なんて」と思った時点で、最大のアンチエイジングを逃してしまうかもしれません。まだまだ間に合います! まずは矯正歯科専門医院へご相談下さい。

■ インプラント矯正治療例
初診時年齢:50歳7カ月 男性
動的治療期間:1年8カ月
初診時 治療終了時

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矯正治療では永久歯を抜くって本当?


VOL.4
Q.矯正治療では永久歯を抜くって本当?

A.八重歯の人が矯正治療で美しい歯並びになった写真を見かける機会があると思います。デコボコは魔法のように治っている訳ではなく、多くの場合で何本かの永久歯を抜いて治していることをご存知ですか?
 デコボコの歯並びは、例えるなら、5人掛けのイスに6人が座っている状態です。前後にお尻をずらしながら皆が窮屈でつらそうに座っていますが、誰かが立ち上がればゆったりと長時間座れると思いませんか? 同じように口の中では、土台である顎(あご)の大きさに対し歯の本数が多過ぎるためにデコボコが生じ、むし歯や歯周病のリスクが増えているのです。抜歯して矯正治療をすると歯並びは整い、個々の歯の負担が減り、残った歯の寿命を延ばすことができます。
 このように抜歯治療は必要であって不利益は生じませんが、矯正歯科専門医院では無益な抜歯をしないように、非抜歯治療の可能性を最優先に検討いたしますのでご安心ください。最近では奥歯を動かす特殊な装置や、最新の矯正装置である「デーモンシステム」の使用により、これまで抜歯を余儀なくされてきた症例の非抜歯治療の可能性が格段に向上しています。

■ デーモンシステムによる治療例
初診時 4カ月後

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カラフル矯正ってなんですか?


VOL.3
Q.カラフル矯正ってなんですか?

A.歯列矯正していることを隠したい、という傾向が強かった日本をはじめとするアジア諸国では、治療費が銀色の装置より割高でも、目立たない白い装置や歯の裏側につけて表から全く見えない舌側矯正が人気でした。最近その考え方に少しずつ変化が起き、わざと矯正治療をしていることをアピールするような、カラフル矯正が人気になりつつあります。
 カラフル矯正とは、装置とワイヤーを固定する為の小さな輪ゴムをさまざまな色にし、患者さんに選んでいただいて留めるものです。その日の洋服の色に合わせたり、春は桜のピンク、夏は涼しげなブルー、ハロウィンはオレンジ、クリスマスには赤と緑を交互にしたりと、選ぶ色は好きな色であったり、季節感であったりと人それぞれですが、カラフル矯正にはまると毎回選択する色が派手になっていく傾向があります。
 一昔前のように矯正装置を隠す時代はもう終わりました。矯正治療は決して恥ずかしいものでも、隠すものでもありません。矯正治療をしていることがステータスであり、健康に対しての意識が高い証明になります。カラフル矯正で堂々と明るく楽しい時間を過ごして頂ければ、より矯正治療が有意義なものになるに違いありません。

■ カラフル矯正治療例(動的治療中)

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小学校の歯科検診で「歯並び」の指摘を受けました。永久歯列になるまで待っていいの?


VOL.2
Q.小学校の歯科検診で「歯並び」の指摘を受けました。永久歯列になるまで待っていいの?

A.個人差はありますが、乳歯は12歳前後ですべて抜け落ちて永久歯列になります。お子さまが7歳から10歳ぐらいであれば、施せる矯正治療がたくさんあります。それにもかかわらずこの時期に何もしないと、顎のズレや歯並びの問題がさらに重大になります。顎が大きくなり歯が生え替わる時期に、かみ合わせを乱す原因である歯並びの治療や、指しゃぶり等の悪習癖をなくすことでよい成長発育を誘導する医療を、咬合育成といいます。現代のお子さんの顎は小さくなってきており、矯正治療で永久歯を何本か抜歯したという話をよく聞きますが、早い時期の咬合育成で永久歯非抜歯治療の可能性を高められるのです。
 残念ながら、学校歯科検診で初めてわが子の歯並びが悪いことに気付いたという家族が多くいます。家系に一人でも歯並びの悪い方がいる場合は遺伝的影響が考えられますので、少しでも問題を発見したら、日本矯正歯科学会が推奨しているように、矯正歯科専門医院へ早期に受診されることをお勧めします。

■ 咬合育成を行った症例
主訴:反対咬合(受け口)
初診時年齢:6歳11カ月 女児
動的治療期間:約11カ月
治療前 治療後

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矯正治療はしたいけど…、時間がかかりますよね?


VOL.1
Q.矯正治療はしたいけど…、時間がかかりますよね?

A.矯正治療はどうしても期間が長いイメージが強いのですが、最新のデーモンシステムを装着すれば、治療期間を1/3から1/4短縮することが可能です。
 この装置は弱い力で歯の移動が可能なため、歯や体により負担をかけることなく歯列の矯正ができ、通院回数も通常1カ月に1度の来院が2カ月に1度で済みます。デーモンシステムは残念ながら、目立たない透明な装置や、歯の裏側に装着する見えない装置ではなく、金属とプラスチックが半々の装置(写真参照)になり若干金属部が目立ちますが、イギリスのタイムズ紙でティファニーブレース(宝石のような矯正装置)として取り上げられた程、美しい装置です。
 矯正治療がより一般的になってきた現在、患者さまが最も気にされるのは数年前までの「目立つ」ではなく、「目立ってもいいから早く終わりたい」というもの。皆さんも短期間で痛みも少ない最先端のデーモンシステムで矯正治療してみませんか。これからの時代、美しい歯並びはグローバルスタンダード(世界基準)です。

■ 症例1(25歳女性/治療1年2カ月)
治療前 治療後

■ 症例2
▲ デーモンシステムを装着した状態

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