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レントゲンでは肺がんの早期発見が難しいって本当?

レントゲンでは 肺がんの早期発見が難しいって本当? 最近の病院施設や、さまざまな...

レントゲンでは
肺がんの早期発見が難しいって本当?

最近の病院施設や、さまざまな病気、健診、予防などについての知識を、シリーズで宇都宮記念病院と同院併設の総合健診センター(宇都宮市大通り1-3-16)に伺っている「人に寄り添う医療」。4回目は肺がんについて、宇都宮記念病院・呼吸器外科の池田康紀先生と関哲男先生に伺いました。

レントゲンで肺がんが見つかり
手術できる人は約4割!

 男性のがん死亡率トップである肺がん。年間死亡者数は6万3255人にも及びます。それには理由がありました。
 「胸部単純レントゲン写真では、早期がんを発見することは極めて困難です。骨と骨との重なりや心臓の裏、横隔膜の下などはX線写真には写りにくい。だから、肺がんはかなり進行してから発見される場合が多いんです」と池田康紀先生。
 「肺がんのステージは7段階あり、手術できる段階に限度があります。日本ではレントゲン検査が主流なので発見が遅く、肺がんが見つかって手術できる人は約4割しかいないんです」(関哲男先生)。

5mmの腫瘍も写るCT検査
 「健診センターにある胸部ヘリカルCTはレントゲンとは違い、5mm〜1cmの腫瘍も発見できます。そこで所見が確認され、当院で再検査される場合は、MDCTで撮影します。これは64個もレントゲンがついたような機械で、骨や臓器の下にある小さな腫瘍も鮮明に写せます」(関先生)。
 「検査の結果、手術や治療が必要になった場合でも、一貫してスピーディーに対応できるのが、当院の特長ですね。
 肺がん=タバコと思いがちですが、最近は喫煙と関係の薄い『腺がん』や、女性の罹患率も上がっています。ですからタバコを吸わない人や女性でも、40歳以上の方、近親者にがんがいる方は、年に一度のCT検査をお勧めします」(池田先生)。

0919_kinen_doctor.jpg
宇都宮記念病院 院長代理・診療部長
医学博士 池田康紀先生(手前)と
呼吸器外科 医師 関哲男先生


0919_kinen_3d.jpg県内でもまだ数台しかないMDCTの3D画像。左側の下(横隔膜の下にあたる部分)に、小さな腫瘍が写
っています


0919_kinen_ct.jpg

総合健診センターの胸部ヘリカルCT検査の撮影技師と、保健師の
皆さん。「機械がらせん状に動き、15秒程度で100枚以上の横断面
を撮影します」


Q 胸部ヘリカルCT検査の料金は?
A 7350円と、低料金で受診していただけます。この検査だけのお申し込みも受け付けています