乳がん検診と治療の現場を取材!
乳がん検診と治療の現場を取材!
普段から病院とのかかわりを身近にしておきたいものですが、なかなか難しいですね。そこで、最近の病院施設や、さまざまな病気、検診、予防などについての知識を、シリーズで宇都宮記念病院と同院併設の総合健診センター(宇都宮大通り)に伺っていきます。
私たち女性にとって、乳がんは切実な問題。女性20人に1人と言われていた罹患率が最近では18人に1人とも言われています。大切なのは早期発見のための検診。その内容や方法について、総合健診センターの保健師・千葉暢子さんに聞きました。
自分のため、家族のために、まずは乳がん検診を!
「当院の総合健診センターでは、『マンモグラフィ(乳房X線)』と『マンマエコー(乳房超音波)』検診を行っています。乳腺が発達している30代〜40代前半の方はエコー、40代後半以上の方はマンモを、まずはお勧めします。でも、一番良いのは、両方受けて頂くことです。マンモで見つけられない腫瘍がエコーで見つかることも、またその逆もあります。実際、つい最近もそういったことがありました。
女性技師が対応
当センターでは、マンモもエコーも、すべて女性技師が行っているので、女性は受診しやすいと思います。また保健師も、乳がん検診や予防などについていろいろなサポートをしています。心配なこと、わからないことがありましたら、気軽に声をおかけください。
また、2次検査になった場合、宇都宮記念病院で受診される方は、検診の結果をそのまま利用できます。必要以上の検査は行いませんし、保健師から医師へ引き継ぎがされるという利点もあります。 検診は予約をしてお越しください。結果は2週間前後でお届けします」。
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| マンモグラフィの機械。今、手を置いているところに乳房を挟み、X線撮影をします。すべて女性技師が対応 | 乳房を平たく引き伸ばし、少ない放射線でしこりの影をはっきり写します |
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| 保健師の千葉さん(左)と保健師・看護師のみなさん。「どの検査を受けた方が良いのかわからない、という方も気軽に電話や受付でご相談ください」 |
| Q 気になる料金を教えて |
| A 施設によって違いますが、当健診センターでの乳がん検診は、マンモグラフィ(乳房X線)3150円、マンマエコー(乳房超音波)3150円、両方でしたら5250円です。 |

宇都宮記念病院 総合健診センターの明るいロビー
私たちはがんと聞いただけで、恐怖でいっぱいになります。もし、実際にがんになったら、どんな治療が行われるのでしょうか。宇都宮記念病院 乳腺外来科・菅家大介先生に聞きました。
乳がんは早期の段階ならほぼ完治します
「乳がんは、腫瘍が2cm以内でリンパやほかの臓器に転移がないなどの『ステージ1』で発見された場合、いわゆる早期の段階なら、10年後の生存率は90%以上と言って良いでしょう。
がんを取り除くのは、やはり手術が一番です。ただ、乳がんはできた時点でミクロ単位のがん細胞が、体内に回っている可能性があります。そのために手術のほかに、化学治療(抗ガン剤)や内分泌治療、放射線治療、がん細胞にだけ作用する薬を使う分子標的治療を組み合わせ、再発のリスクを減らします。その組み合わせは『オーダーメード』、その人に合わせて提案します。
乳がんの死亡率を下げるには、検診の受診率と検査の精度を上げること。それにはマンモとエコーの併用が一番です。そして、もしも乳がんが発見されたら、がんと見つめ合い、医師を信頼して治療してください。私たち医師も、そのための努力は惜しみません」。
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| 宇都宮記念病院 乳腺外科 菅家大介先生 |
![]() | 乳がんのできやすい場所 触診だけでは、深いところにできたしこりは発見できません。だからこそ、最低1年に1度は検診を! |
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| 乳腺外科の看護師さん。「患者さんと直接お話する機会を増やせるよう、こちらから声をおかけしています。不安なことやわからないことなど、何でも話しかけてください」 |


























