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指しゃぶりっていけないの?

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VOL.4
Q.指しゃぶりっていけないの?
― 歯並びに影響する悪習癖 ―

A.子どもの歯並びが悪くなる原因は、遺伝による先天的要素も多大にありますが、成長過程における環境や習慣などの後天的影響も深く関わってきます。中でも特に問題になるのが「くせ」です。
 歯並びを悪くする「くせ」には、「指しゃぶり」「唇をかむ」「舌をかむ」「爪や鉛筆をかむ」「ハンカチや毛布をかむ」「おしゃぶりの長期使用」等があります。せっかく良い遺伝子を受け継いでも「くせ」により、良い歯並びは悪い歯並びに変貌します。今回は歯並びを悪くする「くせ」のナンバーワンである指しゃぶりについてお話します。
 幼児の指しゃぶりは3歳ぐらいまでなら、本能的・生理的な行動の一つですから、やめさせなくても心配いりません。問題なのは5、6歳になっても続き、指にタコができるような強い指しゃぶりです。これは将来的に間違いなく出っ歯やさまざまな不正咬合の原因となります。
 指しゃぶりをやめさせる古典的な方法として、「指にマスタードや辛子を塗る」「手を包帯でグルグル巻きにする」などをよく耳にします。これでやめられれば問題ありませんが、無理にやめさせると情緒的に不安定になり、ほかのくせが現れる場合もあるので注意が必要です。
 最も効果的なのは、本人に何故いけないのかをしっかり自覚をさせることです。3歳を過ぎればある程度のききわけがつきますから、マメに注意して自然にやめる方向に導くことが重要です。それでもやめられない場合は、指しゃぶり防止装置の使用をお勧めします。お近くの小児歯科または矯正歯科専門医院にご相談ください。

 次回は『矯正治療中の歯磨きって大変そう、痛そうだし…』です。